アメリカ生理学会によって発行されている国際学術雑誌”American Journal of Physiology-Gastrointestinal and Liver physiology”に、論文（筆頭著者・共同責任著者：冨賀裕貴助教）が公開されました。本研究では、肝臓の線維化（慢性的な肝障害の結果生じる病態）が不安を惹き起こすこと、運動は肝線維化により生じる不安を改善することとその脳内分子メカニズムの一部を明らかにしました。本研究は佐賀大学医学部肝臓・糖尿病・内分泌内科、東京科学大学大学院医歯学総合研究科との共同研究です。

 

【論文タイトル】

Exercise training ameliorates carbon tetrachloride-induced liver fibrosis and anxiety-like behaviors

【著者】

Tomiga Y*, Tanaka K, Kusuyama J, Takano A, Higaki Y, Anzai K, and Takahashi H*　(*責任著者)

【雑誌名】

American Journal of Physiology-Gastrointestinal and Liver Physiology

【Graphical Abstract】

【URL】

https://journals.physiology.org/doi/abs/10.1152/ajpgi.00161.2024