MESSAGE研究科長メッセージ

 スポーツ健康科学研究科は、スポーツ・健康科学分野における優秀な研究者や指導者をはじめ、社会が必要とする高度な職能を有する専門家の養成に力を入れています。

 博士課程前期の専門分野には、体育学、体力学、スポーツ医学、体育科教育学、コーチ学、運動健康学の6専修部門が設けられており、15名の教員が専修科目の指導を行います。
研究と教育のフィールドは、学校体育領域のほか、医療機関や行政機関、企業、商業スポーツ施設などの現場にも設けられています。

 博士課程後期の専門分野には、健康運動科学、スポーツトレーニング科学、スポーツ医科学の3つの専修部門を置き、8名の教員が専修科目の指導を行います。
最新の研究装置・設備が整備されており、異なる分野の研究者と協働して研究を展開しています。

スポーツ健康科学研究科 研究科長上原 吉就

PURPOSE人材養成目的及びその他教育研究上の目的

 スポーツ健康科学研究科スポーツ健康科学専攻は、運動、スポーツ、レクリエーション、レジャー、体育、健康、福祉等を対象として学問の深化を図り、健康長寿社会の実現に貢献し、高度なスポーツ知を拓くことを教育理念としています。

 博士課程前期では、競技スポーツ・学校体育・地域スポーツ・医療等の指導現場において高度な知識と技術を基盤とした科学的指導を実践・応用できる専門家の養成を行います。

 博士課程後期では、健康増進を目的とした処方、あるいは疾病や傷害の治療・予防・再発防止を目的とした処方、また、アスリートから幼児や高齢者に至るまでを対象として体力・スポーツパフォーマンス向上を目的とした処方などに関した研究を行います。
そして、これらの専門領域において、自立して研究活動を行うことができる研究者を養成します。

POLICY3つのポリシー

1stAdmission policy

スポーツ健康科学研究科アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

 本研究科は、博士課程前期では、指導現場において科学的指導を実践・応用できる人材を育成するという観点から、

  1. スポーツや運動を科学的観点から研究することに興味のある人。
  2. 競技スポーツのパフォーマンスを向上させるための科学的方法に興味のある人。
  3. 教育の現場でより高度な科学的成果を取り入れようとしている人。
  4. 医療現場で運動による健康の維持や疾病の予防を図ろうとする人。

の入学を求めている。

 博士課程後期では、高等教育機関あるいは研究機関において独立して研究できる人材を育成するという観点から、

  1. 基礎的な学力ならびに、創造的で柔軟な発想を持ち、研究を粘り強く遂行できる人。
  2. 博士課程前期における研究成果に満足せず、研究を継続することを望む人。
  3. 医療や健康増進に強い熱意がある人。
  4. 自分の研究成果を広く国外に発信したい人。
  5. スポーツ・体育分野の出身者以外にもスポーツや健康を科学的に研究することに興味のある人。

の入学を求めている。

 そのため、体育、体育・スポーツ科学関連学部の卒業生のみならず、広範囲からの領域の学生の受け入れを目指している。特に、社会人や外国人は積極的に受け入れる。

2stCurriculum Policy

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

 博士課程前期では、各自の専門性を高めるために、各部門ごとに「特別研究」と「特講」などの専修科目を設置し、同時に、関連する領域の知識の獲得を意図した非専修科目を配置している。特に、スポーツ医学部門では講義科目と対応した実習科目が用意されている。さらに、論文指導教員全員によるオムニバス形式の科目は部門の枠を越えて幅広い知識の獲得を目指している。
 博士課程後期では、博士論文指導を目的とした「特別研究」以外にも、全論文指導教員および論文指導補助教員によるオムニバス形式の科目を配置し、基本的なリサーチメソッドの獲得に資している。

3stDiploma Policy

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与の方針)

 博士課程前期では、福岡大学大学院学則に定める必要な事項を充足した上で、以下の能力を有することを学位授与の要件とする。

  1. 自らの研究課題に関連する周辺領域の先行研究内容を多角的に理解し、説明することができる。
  2. 自らの研究課題に直接的に関連する先行研究内容を理解し、説明することができる。
  3. 自らの研究課題の目的、方法、結果、およびその意義を説明することができる。
  4. スポーツ健康科学分野の指導現場において必要とされる科学的根拠について説明することができる。
  5. スポーツ健康科学分野の研究内容を論理的に論文としてまとめ、また、発表する能力を有している。
  6. スポーツ健康科学分野の指導現場において、科学的根拠に基づく先進的指導を実践・応用する能力を有している。
  7. 自らの研究分野における研究倫理基準を遵守する姿勢を有している。
  8. スポーツ健康科学分野の指導現場において、科学的根拠に基づく先進的指導を実践・応用する姿勢や意欲を有している。
  9. 自らの研究や指導成果を国内外に広く発信する姿勢と意欲を有している。

 博士課程後期では、福岡大学大学院学則に定める必要な事項を充足した上で、以下の能力を有することを学位授与の要件とする。

  1. 斬新かつ独創的な研究課題を設定することができる。
  2. 自らの研究課題に関連する周辺領域の先行研究内容を多角的に理解し、説明することができる。
  3. 自らの研究課題に直接的に関連する先行研究内容を理解し、説明することができる。
  4. 自らの研究課題の目的、方法、結果、およびその意義を説明することができる。
  5. スポーツ健康科学の発展に貢献する有益かつ新しい知見を見出すことができる。
  6. スポーツ健康科学分野の研究内容を論理的に論文としてまとめ、また、発表する能力を有している。
  7. スポーツ健康科学分野の高等教育機関あるいは研究機関において、自立して研究活動を遂行する能力を有している。
  8. 自らの研究分野における研究倫理基準を遵守する姿勢を有している。
  9. 自らの研究成果を国内外に広く発信する姿勢と意欲を有している。
  10. スポーツ健康科学分野の研究者として、自立して研究活動を行う姿勢と意欲を有している。
  11. 自らの研究成果を、スポーツ健康科学分野における先進的指導実践のために応用する姿勢や意欲を有している。