那珂川研究チームの論文が掲載されました

2011年度より10年以上にわたり、福岡県那珂川市(旧 筑紫郡那珂川町)の皆さんにご協力いただいて、認知症とサルコペニア(廃用性筋萎縮)について研究を行っています(the Nakagawa Study)。この度、高齢者の皆さんが腰部に装着した3軸加速度計の活動記録を、Panasonic株式会社と共同研究を行い精密な解析を行いました。その結果、追跡前に認知機能が正常だった高齢者のうち、4年後に認知機能が低下した高齢者は、身体活動パターンにある特徴があることを明らかにしました。

 

論文名 身体活動の持続性に着目した認知機能低下に関する縦断研究
著者名 西山 高史, 古瀬 裕次郎, 山西 宏平, 佐藤 佳州, 角 貞幸, 池永 昌弘, 山田 陽介, 武田 典子, 森村 和浩, 木村 みさか, 檜垣靖樹
雑誌名 ヒューマンインタフェース学会論文誌
掲載日  2020825
DOI https://doi.org/10.11184/his.22.3_351