水泳Ⅰ・Ⅱ
水泳論
トップアスリートコーチ論
コーチ法演習（水泳）
コーチ法実習
ピークパフォーマンス演習Ⅱ
スポーツ方法学
運動学およびスポーツバイオメカニクス実験
バイオメカニクス実験演習
アクア・スポーツ実習
スケート実習

水泳部　副部長

私は、水泳を中心に「コーチング」および「トレーニング」に関する教育・研究活動を実施しています。水中運動は陸上運動と異なり、日常生活で行う機会が限定される特殊な運動であるため、体系的かつ専門的な学習が必要です。小・中・高等学校の学習指導要領においても、水中における自己保全能力の育成は、自然災害への対応という観点から、他の実技科目とは異なる重要な教育的意義を有すると位置付けられています。
実技指導においては、平泳ぎおよびクロールを中心としつつ、スノーケリング、スキンダイビング、日本古式泳法など多様な水中活動を取り入れています。また、アクア実習においては、沖縄を拠点としてスクーバダイビング資格取得を目的としたカリキュラムを実施しています。
さらに、体育・スポーツのコーチング教育においては、対象者の特性やニーズに応じた指導法（アプローチ）の習得を目的とした授業も担当しています。コーチデベロッパーの観点から、スポーツバイオメカニクス、スポーツ心理学、スポーツ生理学等の学術的知見を活用し、体育・スポーツ・健康領域における現場コーチングの理論と実践について講義を行っています。
このように、水に関連する教育・研究活動を中心に据えつつ、コーチング資格取得に資する教育にも従事しています。

地域社会貢献事業の一環として福岡市教育委員会の教員を対象に、水泳の指導者研修会・意見交換会を開催しました。
また、2010年度からスポーツ科学部の学生が「水泳授業支援」を行っています。コロナ禍で数年間は中止となっておりましたが、2023年度から大学近隣の小学校を対象に再開し、2024年は金山小学校（福岡市城南区）、堤丘小学校（福岡市城南区）で支援を実施しました。

＜関連リンク＞
〇朝日新聞デジタル版「体育の実技（受験者負担大きい）教員採用試験で廃止相次ぐ」2024年6月10日
https://www.asahi.com/articles/ASS6B3168S6BTIPE00BM.html?iref=pc_ss_date_article

〇FUKUDAism（フクダイズム）記事「小中学校教員に水泳指導（指導者研修会・意見交換会）を実施しました」2024年6月25日
https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/regional/24/06/19359.html

〇FUKUDAism（フクダイズム）記事「福岡大学が地域の小学校で水泳指導をサポートしています」2024年6月27日
https://www.fukuoka-u.ac.jp/fukudaism/regional/24/06/19399.html

【競技における活動】
（公財）日本スポーツ協会（JSPO）公認 水泳コーチ４
（公財）日本スポーツ協会（JSPO）公認 コーチデベロッパー
（公財）日本スポーツ協会（JSPO）養成校 専門科目資格認定担当
（公財）日本オリンピック委員会 強化スタッフ（競泳）
（公財）日本オリンピック委員会 強化スタッフ（OWS）
（公財）日本水泳連盟 学生委員会 九州支部長（2025年4月〜）
（一社）福岡県水泳連盟 競技力向上委員 （学生委員会）
男子200m リレー 日本新記録（短水路）
女子200m リレー 日本新記録（短水路）
男子200m メドレーリレー 日本新記録（長水路）
男子200m 背泳ぎ 日本新記録（短水路）
世界水泳日本代表支援コーチ, OWS日本代表コーチ
世界水泳, 世界短水路, ユニバーシアード, 東アジア大会, ワールドカップ大会等の代表選手を輩出

【研究における活動】
九州体育・スポーツ学会
日本体育・スポーツ健康学会
日本バイオメカニクス学会
日本トレーニング科学会
日本コーチング学会
日本水泳・水中運動学会

【教育における活動】
福岡市教育委員会からの水泳の授業支援活動（豪州NSW州との水泳交流を含む）
小学校 水泳授業指導サポート
小学校 スノーケリング教室指導サポート
小学校・中学校教員 指導者研修会（講師）
西オーストラリア大学（パース）に在外研究員として渡豪（2025年2月1日〜2026年1月31日）