欧州臨床栄養・代謝学会の公式国際学術雑誌“Clinical Nutrition ESPEN”に論文（筆頭著者：髙江理恵）が掲載されました。本研究は、要介護認定を受けた機能制限のある日本人高齢者は身体活動量が低いにもかかわらず、二重標識水法で評価した総エネルギー消費量は、機能的に自立した高齢者と同程度であることがわかりました。本知見は、わが国における要介護者に対する栄養療法の一助になると期待されます。

【論文タイトル】

Total Energy Expenditure and Physical Activity Levels in Functionally Independent and Limited Older Adults: A Cross-Sectional Comparative Study

【著者】

Rie Tomiga-Takae, Yoshiyuki Sonoda, Jun Yasukata, Yujiro Kose, Yuki Tomiga, Taiki Yamamoto, Eiichi Yoshimura, Yosuke Yamada, Naoyuki Ebine, Yoshinari Uehara, Shuntaro Sato, Yasuki Higaki, Hiroaki Tanaka, Yoichi Hatamoto.

【雑誌名】

Clinical Nutrition ESPEN

【URL】

https://www.clinicalnutritionespen.com/article/S2405-4577(25)03138-9/fulltext