田上友季也さん(博士課程後期)の論文が日本体力医学会英文誌(JPFSM)に採択されました
短時間であっても、運動すると一時的に認知機能が向上することが知られています。本研究は、大学生を対象に10分間の軽いジョギングを行ってもらい、認知機能向上と副交感神経の関連を検討しました。すると、運動終了後一過性に認知機能が向上する現象は、副交感神経の活動の低下が関連していることが明らかとなりました。
大学生の皆さんも、勉強前やテスト前に、軽い運動を行うと成績が向上するかもしれません。運動を身近に感じて、取り入れてみましょう。
【論文タイトル】
Relationship between cognitive function and parasympathetic nerve activity after acute mild to moderate intensity exercise
【著者】
Yukiya Tanoue, Takaaki Komiyama, Hiroaki Tanaka, Yasuki Higaki and Yoshinari Uehara
【雑誌名】
J Phys Fitness Sports Med, 10 (4): 181-189, 2021.
【URL】
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpfsm/10/4/10_181/_pdf/