【期間】
前段：2023年8月21日（月）～ 8月24日（木）
後段：2023年9月4日（月）～ 9月7日（木）
【場所】
福岡大学第二記念会堂、大分県玖珠郡九重町 法華院温泉山荘
【学内実習】
実習初日は、開講式の後、グループでのアイスブレイクや課題解決ゲームを行いました。新型コロナウイルス感染症が落ち着いた今年は、実際に大分県のくじゅう連山に赴いての実習となります。新たなキャンプ実習に向け、装備品説明や行動食の準備など、各グループ、着々と準備を進めました。
【学外実習】
学外実習初日は、宿泊地である法華院温泉山荘を目指し、登山を行いました。前段は天候にも恵まれ、九州本土最高峰の中岳 (1,791m) にアタックしました。後段は、雨天のため残念ながら中岳に挑戦することはできませんでしたが、立中山 (1,464m) に登りました。
【登山道補修ワーク】
2日目は、大雨や台風による土砂被害を受けた登山道の補修を行いました。「これが将来、誰かが通る道になるんですね」という学生の言葉が印象的でした。その被害の甚大さから、自然の力を思い知ると同時に、「自然と共に生きる」とはどういうことなのかを身をもって体験し、考える良い機会となりました。
【おわりに】
今年度は、4年ぶりにくじゅうの大自然の中での実習を行うことができました。非日常的な体験を通して、今ある環境が当たり前ではないことを理解し、「挑戦」「協力」「工夫」して取り組むことができたのではないでしょうか。本実習から得られた経験を、今後の学生生活でもぜひ活かして欲しいと願っています。
